【悲報】サラリーマンを悩ませる辛い転勤、あまり意味がなかった

転勤先の家 キャリア

損害保険大手のAIG損害保険は1月、転居を伴う会社都合の転勤の原則廃止に着手した。入社後3年超の社員は全国11カ所の勤務エリアから1カ所希望できる。エリア内の異動で転居は不要だ。

働き続けたかったので、助かった」と話すのは、火災保険の事務などを担当する事務統括部の田中ひろみさん(36)。他社で働く夫が大阪から東京に転勤するため、4月から東京エリア勤務を選んだ。小学1年生の娘と家族3人で暮らしたいとの思いが強く、「離れるくらいなら退職して、東京で再就職することも考えた」と振り返る。

キリンビールは13年、転勤を最大5年間回避する希望を受け付ける制度を始めた。対象は育児や介護などの事情がある社員。

5歳と2歳の子供がいる30代の女性社員は育休取得後、1年間の転勤回避を申請した。他社で働く夫も転勤の可能性があり、「自分の転勤と重なることを考えるととても不安だった」と話す。

同社は06年前後から女性の採用比率が高まり、出産や育児を理由に転勤できない女性社員が急増していた。20年4月からは、育休復帰後に希望の勤務地を選べる制度の導入も予定している。

出典:2019/08/12 日本経済新聞 朝刊 

大手企業で「転勤」制度の見直しが始まっています。

総務省の労働力調査によると、女性就業率は2018年には50年ぶりに5割を超えたことが明らかになっています。

ただ、配偶者の転勤で離職するのは女性が多いということもあって、女性のキャリアを中断しかねない「転勤」制度は、これから社会的な課題になるでしょう。

日経新聞によれば警察業界でも、転勤制度の見直しが進んでいるそうです。

警察官は、勤務する警察署管区に転居するのが当たり前の業界です。わたしが小学生の頃も、よく警察官のお子さんが転校生として引っ越してきたものです。

鳥取県警では「個別の事情にも配慮する運用」に切り替えたそうで、転勤制度そのものの大幅な見直しに着手しています。

こうした見直しのおかげで子育てや介護など、人生設計の融通が利くようになると良いですね。

鳥取県警、キリンビール、AIG損保のこうした先進的な取り組みは、全国の経営者は見習うべきですよね。

日本では伝統的にサラリーマンは会社の言うことには従ってきました。その代表が「転勤」です。

定年までの雇用が保障されるかわりに、働く場所や住む場所を会社に縛られていたのです。

しかし、今後はそうはいきません。ワークライフバランスという言葉も登場しているように、個人が「生活」と「仕事」のバランスを非常に重視する時代になってきています。

転勤しなくてもよい企業があるのなら若者の多くはそちらを選ぶでしょう。人材が減っているなかで、柔軟な働き方ができる企業に人気が集まるのは必至です。

「ローンで家を買ったとたんに、遠隔地に転勤させる」というようエピソードがよく話題にあがりますが、とにかく若者は転勤に対して良いイメージを持っていません。

就活会社の調査によると就活生の約7割が転勤したくないらしい。

もちろんわたし自身も転勤なんてしたくないので、転勤のない業界で働いています。

特に女性は出産・育児とライフイベントが多いため、どうしても「転勤」による悪影響を受けやすい。

転勤制度のせいで離職してしまう女性が非常に多いのです。

すでに女性の2人に1人が働く時代になっています。転勤制度によって女性のキャリアが断絶してしまうようなことがあっては、社会的な損失です。

人口が減っていくなかで「転勤廃止」のような新しい働き方を模索していくのは当然のことであり、それが大企業の義務でもあると思います。

警察官のような公務員や大企業が率先して仕組みづくりをすることで、中小企業などにも良い影響を与えていきます。

こういった先進的な仕組みを導入している企業を表彰するとか、奨励金を出すとか、行政側からの後押しも必要ですね。

転勤の存在意義

オフィス街

人的資源管理・労使関係がご専門の中央大学・佐藤博樹教授は

転勤は人材育成や組織の活性化、不正防止策などと捉えられてきたが、存在理由はあまり議論されてこなかった

という指摘をなされています。

確かに転勤の存在理由について、考えることってありませんよね。

なんとなく、どこもやっているから、昔からの伝統、慣例だから。

そんなふんわりとした理由でサラリーマンは振り回されていたのです。合理的な理由がないのなら、無理に社会全体で転勤制度を続ける必要はありません。

転勤にはメリットもありますが、それ以上に労働者のキャリア阻害をするという負の側面がわたしはどうしても気になります。

「転勤は会社の命令だから仕方ない」というのではなく「転勤したくないから、この企業を選ぶ」

働く人がそれくらいの権利を持つ社会になると良いなあと思っています。

転勤って人生設計にかなり大きな影響を与えるからね。転勤しなくていいなら、絶対そっちのほうが良いよ。

転勤がいやなら、転勤の無い会社を探そう

転勤するサラリーマン

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逆に考えれば、転職エージェントを使わない場合は、これらをすべて自分ひとりで行う必要があるということです。

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ただし、エージェントにはデメリットもある

子どもっぽい上司

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また、エージェントが人間的に合わない場合は、交代してもらう必要もあります。残念ながらエージェントには当たり外れがあるのも事実なのです。

ですから、マイペースに自分1人で転職をしたい人は転職エージェントは使わないでください。

エージェントと付き合う手間は増えても構わない、プロと一緒に転職を効率よく進めたい、理想の会社に転職したい、損をすることなく転職したい、転職の知識が無くて不安。

そういう人だけ転職エージェントを使ってくださいね。

非公開求人を活用しよう

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企業が採用コストを抑えるために、あえて非公開にしているケースが多く、優良な求人が多いのが特徴です。ぜひ積極的に紹介してもらいましょう。

転職エージェントはいくつかのサービスがありますが、エージェントの質が高い『リクルートエージェント』と『DODA』をおすすめしています。

リクルートエージェント公式サイト

転職ならDODA【公式サイト】

それぞれ転職業界の最大手ですから、転職初心者の方でもとっつきやすくて安心感のあるブランドです。それぞれ非公開求人が大多数を占めているのも嬉しいところですね。

エージェントサービスは、最低2社は登録しておくべきです。

1社だけだと提供される情報に対して比較対象がないので、より良い判断ができません。たくさん登録しても、無駄が多くなりますし、スケジュール管理も大変になってきます。

上記の公式サイトから、希望する業界などを入力するだけで、エージェントから連絡が届きますので、まずは登録だけでもしておくとよいでしょう。

入力は5分もあれば完了します。

気力・体力がある今のうちに、ぜひ行動に移してくださいね。手遅れになると最悪です。

転勤制度の今後について

まず間違いなく、転勤制度は時代遅れになっていくでしょう。

働き方改革が進んでおり、個人個人の自由な生き方にますますスポットライトが当たっています。

サラリーマンの生き方が大きく変わろうとしているのです。あなたはどうですか?

いつまでも転勤に振り回されていて良いですか?

「転勤」に悩んでいるのなら、さっさと若いうちに転職して条件の良い会社に行こうね。