滋賀県庁のお盆休みはすごい取り組み【仕事がないなら休んで良いんだよ】

暑い夏の出勤 人生

滋賀県庁では40年前から「夏季集中休暇」を実施している。
(8月13日から15日までの3日間)

まさに「働き方改革」のさきがけと言えるでしょう。

滋賀県庁は13日から3日間の夏季集中休暇に入った。大津市の県庁本庁には通常の約1割に当たる137人が出勤。

ほとんど来庁者がなく静かな中、職員が最小限の照明の下で事務作業や電話対応に当たった。一方、大型の台風10号の接近に備え、防災担当の職員たちは情報収集に追われた。

集中休暇は職員の年休取得を促すとともに、地域行事への参加や家族と過ごす時間を確保してもらうため、1979年からお盆に合わせて実施している。
出典:https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190813000117

通常、公務員はカレンダー通りの休日であるため、こうした取り組みは珍しい。

一部の部署をのぞいて、ほとんどの職員は基本的にお休みになっているそうです。(だいたい9割弱の職員が休んでいるらしい)

この時期に県庁が休みになることは県民にも広く知られているそうで、非常に良い取り組みだと思いますね。

滋賀県庁はサマータイムの実験をするなど、働き方改革に昔からかなり敏感な印象があります。

行政のサービスが低下しないのなら県庁職員の方にも休んでもらったほうが健全であるとわたしは思います。

来庁者がほとんどいないらしいので、それならお休みしたほうが効率が良いですよね。電力などの省エネにもなるし。

ネット上の反響はおおむね好意的ですが、公務員がわざわざ一斉休業を取ることに疑問を呈するコメントも散見されます。

たしかに公務員は身分的に恵まれている側面はあります。おそらく民間企業に比べると、普段から休暇もかなり取りやすいはず。

しかし、必要以上にサービスを要求する日本社会の「お客様は神様精神」「消費者ファースト」の姿勢は、是正すべきだと考えます。

そもそも仕事が回っているのなら、無理に出勤する必要はないんです。

お盆にわざわざ県庁に行く人もいないでしょう。せいぜいパスポート発給くらいかな?

それならば県庁職員の方には、家族で過ごしてもらったり、自宅でゆっくりと静養してもらうことで、仕事のパフォーマンスも上がるというもの。

お盆は社会の動きもゆっくりになるからね。公務員はどんどん休んだほうが良いよ。

ブラック企業を無くすためには、まずブラック消費者を減らすことから

過剰なサービス

わたしたち個人個人が必要以上に企業やお店にサービスを要求することによって、ブラック企業が生まれるのです。

コンビニの24時間営業などはその典型です。とにかくサービス過剰。

レジの接客マナーなどもよくSNSで話題になりますよね。

店員の接客態度が悪かったとか、電車の運転手が水を飲んでいたとか、あいさつの声が小さいとか。

実にしょうもない。

そうやってあらゆることに対して、揚げ足を取るようなモンスター消費者がいるので、生きづらい世の中になるのです。

モンスター消費者からの要請に対応するために企業側も社員を酷使するようになる。

こうしてブラック企業が増えていくわけです。

逆に言えば、人に優しくすることで、巡り巡って自分にも優しい社会になるということです。

そう考えると「情けは人のためならず」という古い言葉は、本質を突いていますね。

過剰なサービス要求は、結果としてブラック企業をまん延させることになりかねません。

ですから滋賀県庁の取り組みは、もっともっと世の中に広がるべきだと思います。他の自治体も真似すればいいんですよ。

地方公務員は気苦労が絶えません。世間の目もあります。個人の仕事量も多くなっています。

行政職員の過労が最近ニュースに取り上げられるようになっていることからもわかるように、一概に気楽な職種とは言えなくなっています。

メンタルを病む職員も多い。そんな実情があります。

「税金からお給料をもらっているのだから、頑張るのは当たり前」

そういう意見もよくわかります。

しかし、思い出してください。公務員である前に彼らも1人の人間です。

県庁職員が人間らしい生活をすることを、わたしたちは歓迎しようじゃありませんか。

例えば台風や地震などの際に、最前線で戦ってくれるのは公務員の皆さんです。

「いつもありがとう。お盆はゆっくり休んでね」

そんな気持ちを大切にしたいものですね。

全国の公務員のみなさん、いつもありがとうございます。

 

滋賀県庁の取り組みがもっと広がると良いね。