怒らないインドネシア人の働き方から学べること【バリ島旅行に行ってきた】

インドネシアの海 人生

夏休みはインドネシアのバリ島に行ってきました。
バリ島の景色
美しい海、美味しいご飯。良い休暇になりました。さて、旅行しながら気付いたのがバリ島の人々の働き方です。

良い言い方をするなら、仕事の手の抜き方が非常にうまい。

この点は本当にわたしたちも真似しないといけない部分だなと思いました。

彼らはとにかくおおらかで、細かいことは気にしません。

会話を楽しむバリの人

座って雑談するショッピングモールのスタッフ

例えばショッピングモールに行くと、店員さんはペチャクチャおしゃべりしていますし、座って休憩している店員さんもいます。

棚に乗る店員さん

商品棚に乗る店員さん

スーパーに行けば、店員さんは商品棚に平気で登ります。

遊びまくるスタッフ

仕事中に遊びまくるスタッフ

これはイカンバカールという海辺の食事を楽しめるサービス。ここのスタッフは気さくで冗談をたくさん言いますし、ユーモアセンスも抜群です。仕事をせず下品なことばっかり言うスタッフもいますが、やっぱり誰も文句を言いません。

これらは日本では見られない光景だなと思いました。日本では店員同士が雑談しようものならすぐにクレームが飛んできますし、スーパーの商品棚に登る店員さんもいません。

でも、わたしはバリ島の人たちの働き方はとてもすてきだなと思いました。店員だって人間です。おしゃべりだってしたくなりますし、スマホだっていじりたくなります。

思えば日本の働き方は必要以上に真面目すぎです。お客さんがいなければ自由に雑談していても良いと思いますし、椅子に座って休憩すれば良いと思います。

スマホをいじるバリ島の店員

スマホをいじる店員さん

バリ島では店員がすこしくらいサボっていても、誰も文句を言いません。お客さんも店員に必要以上のサービスを要求しないのです。

だから店員さんはのびのびと働いていますし、みんな自然体の笑顔を見せてくれます。すごいなと思ったのが、誰もが優しく穏やかな点です。

インドネシアに限った話ではありませんが、多くの東南アジア諸国では基本的に人前で他人を怒ったり叱ったりすることをしません。人前で他人を叱りつけるような人間は、自分の感情のコントロールが出来ない人物と見られるのです。

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おこらないインドネシアの人たち

簡単には怒らないという点については、わたしたち日本人も大いに見習うべきだと思います。バリ島の人は全然怒りませんし、子どもを叱ることさえありません。非常にうらやましいですよね。わたしなんか叱られることが世界で一番嫌いですから。

一方、日本では店員をマニュアルでガチガチに縛り付けて、徹底的に客にこびを売ります。丁寧な言葉遣い、美しい姿勢、真面目な態度、これらを時給800円のアルバイトスタッフにまで求めます。

店員にペコペコされるものだから消費者も自分が偉くなったと勘違いして、付け上がります。結果として、傲慢なモンスター消費者が生まれるのです。

特に日本の中高年男性は消費者意識が強く、飲食店などで横柄な態度を取る人が少なくないですよね。大声で「注文したのにまだ来ないぞ!」とか「レジ打ちが遅いんだよ」とか、平気で店員を叱責しますよね。

研修中の名札を付けたアルバイトに強く出る人間もいますし、駅のホームで駅員に怒鳴る人間もよく目にします。こういう事例は無数にあるわけです。

このようなモンスター消費者に対応するため、経営者はスタッフをさらに真面目に働かせます。こうしてブラックな職場環境ができ上がるわけです。

モンスター消費者に対応するため、経営者はスタッフをさらに真面目に働かせます。これではスタッフがパンクしてしまいます。

ブラック企業が悪いのは当たり前ですが、過剰なサービスを要求する消費者も反省しないといけません。そうしないと社会全体の労働環境は決して良くなりません。

店員もお客さんも同じ人間です。どっちが上とか下とか、そういう序列意識は捨てましょう。「お互い様」「ありがとう」という精神を大切にしないと、ブラック企業は一生無くなりません。

  • コンビニのスタッフの接客態度が気になる。
  • 店員の言葉遣いを注意したことがある。
  • 店員がおしゃべりしていると気になる。
  • お客様は神様だと思う。
  • お金を払っているほうが偉い。
  • 給料をもらっている以上、アルバイトでもプロフェッショナル意識を持つべきである。
  • お会計の時にありがとうございますという必要はない。

あなたはどれくらい当てはまりますか? 必要以上にサービスを要求していませんか。もしかしたらその考え方が、日本人の働き方を窮屈なものにしているかもしれませんよ。

わたしたちももう少し寛容な働き方・生き方にシフトするときが来ています。働き方に完璧を求めすぎるから、日本は息苦しいのです。

まずはレジのお会計の時にありがとうございますと声をかけるようにすることからはじめてみるのはいかがでしょう。人にお礼を言うのは意外と気持ちが良いものです。みんなが気持ちよく働ける社会を作るためにも、ありがとうの声かけは大切だと思っています。

情けは人のためならず、という言葉もあります。他人に優しくすることで、自分も優しくしてもらえるという意味です。

みんながお互いに情けをかける社会を目指してみませんか。そうすればブラック企業も少しずつ減っていくと信じてやみません。

というかみんな一回バリ島行ったほうがいい。街中の人めっちゃフレンドリー。しかも海もきれい。ご飯もうまい。わたしみたいなインドア派でも楽しかったよ。